Kyoto NEXT事業のWebサイトを公開しました

文部科学省では、臨床教育・研究に関する知識・技能を有する優れた医師を養成する拠点形成事業として、高度医療人材養成拠点形成事業というプログラムを実施しています。京都大学も独自の人材養成プログラムを策定し、本事業の枠組みにおいて「AIの活用と屋根瓦式教育によるクロスフィールド人材養成拠点事業 Kyoto NEXT (Near-peer Education and dX ‘hub project’ for clinical and research Training) 」として採択され、令和6年度を初年度として事業を開始しました。
 
Kyoto NEXTでは、AIの活用と屋根瓦式教育により、人材育成と効率性を同時に追求します。「AIによる省力化が可能な業務」と「人が成長できる業務」を区別し、前者はAIを効果的に活用することで、後者は屋根瓦式教育を通じて、個々人のスキルアップと業務の分散・効率化を同時に達成することを目指します。屋根瓦式教育は学生・大学院生を組み込み、研究から臨床教育まで途切れることなく展開します。さらに、総合大学であることを活かした京都大学の幅広い人材や、長い歴史の中で蓄積した豊富な臨床研究の実績、先端医療研究開発機構が有する強力な研究支援機能を活用し、大学の枠組みを超えた多職種・分野横断的な人材養成を可能とする拠点形成を目指します。本事業により、現在活躍する研究人材を効果的にサポートするとともに、将来活躍する人材を育成し、持続的に発展させていきます。
 
https://kyoto-next.med.kyoto-u.ac.jp/
 
この度、Kyoto NEXT事業のWebサイトが公開されました。本事業において、医学教育・国際化推進センターは屋根瓦式教育のマネジメントと人材育成という重要な役割を担います。次世代を担う高度医療人材の育成に貢献して参りますので今後とも御支援のほどよろしくお願い致します。