JACME2巡目実地調査が無事に終了しました

 京都大学医学部医学科はこの度、日本医学教育評価機構(JACME)の医学教育分野別評価・2巡目審査における実地調査を受審しました。JACMEは世界医学教育連盟(WFME)の国際基準を踏まえて医学教育プログラムを公正かつ適正に評価することを目的とした公的組織です。今回の受審は認定継続に係る7年に1度の大きな調査で、今後引き続き評価報告書等に係る手続きを進め、認定継続可否を判断頂くことになります。
   
 京都大学では今回の実地調査に先駆けて、京都大学医学部医学科教職員が一丸となった分野別認証準備ワーキンググループの努力により自己点検評価書を作成しました。その内容を踏まえ、2巡目の実地調査は2024年6月4日から7日までの4日間かけて行われました。当センターの片岡教授が分野別認証受審コーディネーターとして自己点検評価および実地調査のマネジメントを行い、関係各所の御協力のもと、無事に実施することができました。
   
 御足労頂きました評価員の先生方、機構職員の皆様、審査に御協力頂きました教職員・学生の皆様、そして何より普段から医学教育に御協力頂いている、患者さんを含めた全ての方々に御礼申し上げます。
 
参考:一巡目評価報告書と年次報告書(https://www.med.kyoto-u.ac.jp/outline/announce/

分野別認証準備ワーキンググループ

京都大学医学部長・研究科長が委員長を務め、医学部医学科の全教授と医学教育・国際化推進センター教員から構成される組織です。2014年から活動を開始し、JACME一巡目審査での認定後も継続的な改善のために努力を続けてきました。年1回の全教授が参加する京都大学医学教育ワークショップ(Kyoto University Retreat On Medical Education:KUROME)においても、このワーキンググループでグループワークを行うことで医学教育に関する議論を深めています。