模擬患者(SP=Simulated Patient)とは、医学部生が医療面接(診察)の練習・試験を行うとき、 実際の患者と同じような症状や会話を「再現」できる患者役のことです。京都大学・医学教育推進センターでは,勉強会を定期的に開催することにより模擬患者の育成を実施しています.
具体的には,3回生の「診断治療学」と4回生の「臨床実習入門コース」で実施する医療面接,臨床実習開始前の全国共用試験「OSCE(客観的臨床能力試験)」の医療面接試験,並びに医学教育の研究(身体診察法や診断学)補助として,模擬患者に患者役を演じて頂いています.
