キャリア懇談会「Meet the 先輩交流会」を開催しました

2026年1月6日(火)、京都大学医学部構内医学プラザにて、京大の先輩である北野夕佳先生、錦織桃子先生をお迎えし、京都府内の医学生・研修医を対象としたキャリア懇談会「Meet the 先輩交流会」を開催しました。
本イベントは、令和7年度医学生・研修医などをサポートする会として、日本医師会の主催のもと、KUSNoKIプロジェクトと京都府医師会の共催・企画、京都府立医科大学WLB支援センターみやこの後援により実施されました。

当日は医学生21名が参加し、簡単な先生方の略歴紹介の後、昼食をとりながら、事前に寄せられた質問を中心に、北野先生、錦織先生がご自身の経験を交えて丁寧に回答される形で進行しました。

内容としては、臨床・研究・教育それぞれのキャリアの歩みや、医師としての専門性の選択、留学のタイミングや心構え、救急医療のやりがいなど、多岐にわたる話題が共有されました。
特に、医師として働く中での人とのつながりの大切さについて、「学生時代とは異なる関係性の中で、同級生や先輩・後輩とのゆるやかなつながりが、将来的に臨床現場での協力につながる」といったメッセージが印象的でした。
また、北野先生からは、救急医療は一人では完結せず、内科・外科・小児科など多様な専門性をもつ医師が協力して成り立つチーム医療であること、鑑別診断を考える面白さや、内科と救急の親和性について語られました。
留学経験については、「何をしたいかを明確にした上で臨むこと」「任された役割をまず全力でやり切ることの重要性」など、現実的で率直なアドバイスがあり、学生が深く感銘を受けている様子でした。
さらに、結婚や子育て、パートナーとのキャリア調整、海外生活における価値観の違いなど、ライフイベントとキャリアをどのように考えてきたかについても率直なお話があり、「何がしたいか」「どんな人間でありたいかを先に考えることが大切」「迷いながらでも続けていくことで見えてくるものがある」といったメッセージが学生の心に強く残った様子でした。

海外経験が豊富で、同級生として切磋琢磨してきたお二人ならではの息の合ったやり取りもあり、留学やワーク・ライフ・バランスに関心の高い学生から多くの質問が寄せられ、終始活発で和やかな意見交換の場となりました。
閉会後も、残った学生が約1時間にわたり北野先生と個別に話し込む場面が見られるなど、参加者にとって非常に貴重な機会となったことがうかがえました。

参加者の皆様、そしてご協力いただいた関係者の皆様に心より御礼申し上げます。 今後も、京都府医師会や京都府立医科大学WLB支援センターみやこと連携を継続しながら、医学生・研修医の皆さんが将来について自由に語り合える場を提供してまいります。

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